2012年5月4日金曜日

絵が下手だけどデザイナーになりたい 私はデザイナーになりたくて美大を目指して...

絵が下手だけどデザイナーになりたい



私はデザイナーになりたくて美大を目指している高3です。


私はデッサンが、謙遜ではなく誰が見ても下手です。一年前から予備校に通っていますが、その中でも断トツで下手です。

デザインを考えることが好きなので、色彩構成は楽しく出来ます。



今、諦めようか真剣に悩んでいます。

美大のデザイン学科の中にはデッサンの代わりに小論文で受けられる学科もあり、私は小論文が大好き大得意なのでそれを受けようかとも思いますが、仮に合格しても絵が下手では入学後、卒業後にやっていけないのではと不安です。

一年浪人して上達してから…というのも視野にいれていますが、一年で受かるとも限りませんし、お金がかかってしまうので最後の手段と考えています。



デザイナーの中には全てパソコンで作業をし、素材は写真や映像を使うため、卒業後一切手書きしないという職もあると聞きます。

こういった職でもやはりデッサンの力は必要でしょうか。



私が好きなのはデザインを考えること、色の組み合わせを考えること、面白いキャッチコピーや絵を考えることです。

ペンでなら、普通に絵を描くことも大好きです。デッサンは正直好きになれません。



こんな私ですが出来ればデザインの道を諦めたくありません。デザインに関われるならどんな職でも良いと思っています。

どうかアドバイスを下さい。







>デザイナーの中には全てパソコンで作業をし、素材は写真や映像を使うため、卒業後一切手書きしないという職もあると聞きます。こういった職でもやはりデッサンの力は必要でしょうか。



↑全てパソコンというのは最終的な話です。パソコンで作る前に手書きでエスキースしたりするわけで、、、

CMをつくっている人だって最初は手書きの絵でお客さんにコンテをみせたりします。

面白いキャッチコピーや絵を考えるのは好きなのにデッサンを好きではないというのも何か理解に苦しみます。

要は受験勉強が嫌いなだけなのではないでしょうか。考えが甘いです。

小論文で入学するのも手段としてはアリだと思います。入学してやっていけるかどうかは質問者さま次第です。



受験勉強が嫌ならあきらめるしかないです。

皆、デッサンにしても他の課題にしても受験対策とわりきりつつも、何とか楽しみを見いだしてやっているはずです。

(自分の上達具合を糧にしているとか、ぎりぎりなところで自由な発想をだしてみるとか)



それにデザインに関われるならどんな職でもいい、というのも目的がないような気がしてならないです。

目的がなければやる気もおきないですし、デッサンも上達しないのではないですか。



目的もないのなら大学へいっても無駄です。デッサンがどうこう言っている時点で予備校の先生や他の生徒からすると

あきれて物も言えない、感じになるかと思います。

実際、自分も予備校に通っていましたが

平面構成の課題しかまともに参加しない人がいましたし、実際そういった人は合格するはずもなかったです。

厳しいようですが、質問者さまのような方には美大はすすめられないです。

あきらめたほうがご自身のためだと思います。








都内の私立美大を卒業後、広告制作会社でデザイナーとして働いてる者です。

デッサンの必要性については他の回答者の方々が詳しく書いて下さってるので、実体験やこの業界にいて感じたことを主に書きますね。



>美大のデザイン学科の中にはデッサンの代わりに〜入学後、卒業後にやっていけないのではと不安です。

あなたが危惧している通り、デッサンが出来ないのにデザイナーを目指すのはかなり厳しいです。

仮に入学出来ても、その後の課題や就職活動で必ず躓きます。

就職出来たとしても、少なくとも補足に有るような広告関係の会社は厳しいです。



私の大学に小論文で入学出来る学科が有りますが、皆大人なので態度には出しませんが、実技無しで入学した人に対する周囲の目は冷ややかです。

実際そういった人たちの課題や卒業制作は、お粗末なものでした。

(もちろん全員が全員、この限りでは無いとは思いますが)



また、デッサンが出来ない人が以前デザイナーとして私の会社に入社しましたが、正直使い物になりませんでした。

簡単な合成作業もデッサンが狂ってるので、こちらが逐一指示を出さないと駄目。

案出しのエスキースも、現実的に作れない(パースがおかしい)構図のものを提案してきたり、何を描いてるのかをこちらが解読しなければならず、二度手間。アイディアは悪くないのにデッサンが出来てないとそれだけで稚拙な案に見えてしまい、エスキースの時点でたくさん弾かれてました。案が通ってもデッサンが出来ないとパソコン上での表現もうまく出来ず、ボツになることもありました。

このまま雇い続けるのは難しいと上の人は判断し、本人も力量の限界を感じたのか、半年弱で退職しました。



絶対に無理!とは言いませんが、少なくとも苦手だからと云ってデッサンから逃げるような薄弱な精神の人は、デザイナーには向いてません。

デッサンは全ての基礎です。

最低限美大に受かるレベルのデッサンは身につけた方が良いです。

あくまでも、パソコンは「表現のためのツールの一つ」に過ぎません。

絵の具や鉛筆と一緒で、絵の具や鉛筆を扱える事と、それらの道具でものすごく上手な絵が描ける事は別モノです。

私も美大を目指し始めて、「入学したらデッサンなんてほとんどしないのに」と思った時期もありました。

社会に出た今、デッサンの意味や必要性を日々感じてます。



かなり辛口でしたが少しでも質問者さんのためになればと思い、あえてキツく書きました。







幸運に美大に合格されたとしても、デッサン力の無い方は

成績も芳しいことにはならないでしょう。



他の方も言っておられますが、デッサンやスケッチは

美術やデザイン教育の基礎なんです。



不器用な医学生が外科医に向いてないのと一緒なんです。

彼らの世界でも、いくらやっても下手な学生には、教授や

講師から「才能ないから止めちまえ!」と罵声を浴びるそうですよ。

私の学生時代もまったく同じように言われたていた同級生が

いました。卒業はしましたがデザイン関係の営業職になりました。



どんな種類のデザイナーの就職の際にも手描きの

スケッチの提示を必ず求められます。

これは、スケッチの優劣とセンスが比例する傾向が

あるからなんです。

イメージしたものを表現できる表現力が備わっているか

どうかを見るわけです。



いっそのこと、デザイン系でない経済学部や商学部など

に進路変更してはどうでしょうか?

広告研究会などに所属して、企業の広報や広告会社の

企画や営業職を目指した方が良いと思いますよ。



デッサン力は才能というよりも適性なんです。

生まれ持ってのモノなので、練習してもあまり上達しませんよ。







デッサンは基礎です。



することに大きな意味があります。



デッサンも出来ないのに美大なんて無理があるように思えます。



どのデザインをするにせよ、発想がよくても、技術がなければ台無しです。



基礎が出来ていないのですから。



デッサンは毎日やっていけば上達していきます。



諦めないでください。

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