私はアパレルデザイナーの仕事をしていますが、
業績悪化により、事業部が閉鎖になります。
退職か、グループ会社に異動か?(一旦退職して、
グループ会社に籍を置くことになる)か迫られました。
この会社に入社して2年と4ヶ月になります。
異動も過去2回程あり、なれて来た頃に事業部ごと
異動にさせられる事が多く、安定して仕事が出来ないため、
退職する事にしました。
私の会社は20日〆の給料月末払いです。
1月8日に退職勧告され、1月31日付けで退職になるのですが、
社長によると、「普通なら退職金自体も出ないし、会社都合の退職金でさえも、
勧告した日から1ヶ月間(2月8日まで)しか退職金が出ないのに、
2月20日分まで出してあげるんだ」という言い方で言われました。
今までの有給消化の話をすると、「業績が悪く会社に属する能力は無かった
あなた達を、会社都合の退職にしてあげているのだから、これ以上意見する
のであれば2月20日分の退職金は無しにしますよ」と言われてしまいました。
退職に関する知識が全く無いため、それ以上何も言えなくなってしまいました。
退職推薦でも会社都合になると思っていましたし、業績が悪かったとしても、
それは有給をもらえない理由にはならないと思っていましたが、
社長の言う通り、これは待遇の良い退職なのでしょうか?
雇用保険に入っていたため、会社都合にしてくれるということで
すぐに失業手当は頂けますが、何か腑に落ちません。
どなたか、教えて下さい。
どうぞよろしくお願い致します。
貴方が腑に落ちないのは正しいです。
これは明らかに言葉によるパワーハラスメントを伴った退職強要です。退職勧告ではありません。
これまでのメモ書きでも構いません。また残業が未払いであればその残業時間もメモしたものもご用意ください。
そして会社へ意見するのではなく、このような強要を提示してきた方へ「行政の労政事務所へ相談した。退職勧告ではなく退職強要と認識している。さらにユニオンにも加入した。退職金を会社都合、自己都合に関わらず支給しないことは悪質であり団体交渉権を行使すること、労働法を専門に扱う弁護士へ依頼し労働審判も行う用意がある」とお伝えください。
会社からどこがおかしい?と恫喝など言い寄られかねないので、個室に呼ばれる前にはトイレに立ち寄るなどしてiPod にマイクを付けて隠し録りしてください。(彼らも隠し録りしてるでしょうから)
会社が団体ではなく個別で交渉したいと言うのでれば最低限次の内容を合意させ文章提示させてください。
・会社都合の退職なのだから退職金上乗せすること。算出テーブルは経団連サイトに全業種のサンプルがあります。
→2年4ヶ月なら、2.33カ月分の給与相当です。
・1月末日の退職日設定はおかしい。1月8日に通知があったのだから翌月末付けの退職日とするのが社会通念である。
→30日以内ではないか?と言われた場合は2月8日付けで。
・有給休暇は日割りで買い取ってください。
→会社規定に買取規則がないと言われれば、会社都合なのだから買い取っていただかなくては困るとお伝えしましょう
・未払い残業があるならば請求しましょう。
→業績悪化でみんなが我慢していると言われれば、労基局へ通報いたしますと言い切りましょう。
会社が団体交渉でも構わないとなったならば、一人でも加入可能な最寄のユニオン(会社に労組があれば労組へ、入会金三千円程度・年会費年収の2%程度)へ加入ください。次に最寄の労政事務所へ会社から提示されている内容をお伝えください。
とにかく「一旦退職して、グループ会社に籍を置く」という考えは従業員を大切にしていない証拠です。退職する必要などありません。
有給休暇や残業代に関しましては知恵袋で回答される方は「法」で
話される方が大半ですので私は別の視点から・・・。
飲食店や広告代理店等(デザイナーさんはわからなないので該当するかわかりませんが・・・)
国の決まりである労働基準法にのっとると
どうしても賃金や労働時間がはみ出しやすいことはご存知ですか?
会社もできれば労働基準法や就業規則にそって業務を行ないたいのですが
特にこの景気の中では尚更難しいのです。
このことを理解していないで入社されている方の場合は有休消化や
残業代を請求されるのは私は当然だと思います。
ただ、多忙な業界で労働基準法をはみ出やすい業種だとわかっていながら
退職時に有給休暇や残業代を請求したりするのは同業者や自分が開業するにあたり
勉強中の方の迷惑になると私は思っています。
また、社長や上司にお世話になっていたりする場合もあり、こちらからでは見えない
社風もあります。
こういった場合は法を無視してあげたくなったりしませんか?
なので、これを踏まえてから有給休暇の請求や残業代の請求をしてあげてください。
どういった結果になるかわかりませんが、なんとなくでもあなたに伝わればと
思います。
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